基本情報技術者試験に合格するための効率的な勉強法
効率的に勉強して基本情報技術者試験に合格
IT業界の企業に入った際に、一番最初に受けさせられる資格が基本情報技術者試験なんじゃないかと思います。
資格は、自分の能力を証明する共通の指標になるため、取っておくに越したことはありません。
しかし、その資格勉強のために、無駄に長い時間を使っていたら、他の勉強をする時間がなくなってしまい、非常に勿体無いです。
そのため、効率的に知識を身につけて、試験に合格することが大切になります。
今回の記事では、基本情報技術者試験の効率的な勉強法について、実際に試験に受けて合格した私の経験をもとに紹介します。
基本情報技術者試験概要
基本情報技術者試験は、午前と午後の2パートに分かれています。
午前と午後で試験問題の傾向が異なっているため、それぞれ対策していく必要があります。
それぞれ別々に対策していく必要がありますが、基本的な勉強の流れは一緒だと思っています。
私がオススメする基本的な勉強の流れは以下の流れです。
- 基本的な知識を身につける
- 実際に問題を解いて、問題に慣れる
- 苦手な問題、わからなかった問題を中心に復習して、知識を増やす
具体的な勉強法について以下で説明していきます。
基本情報技術者試験:午前の勉強
基本情報技術者試験の午前パートの問題は、四択の選択問題です。
午前問題だけなら、過去の基本情報技術者試験の問題の午前パートの問題をひたすらといて問題から覚えていくのが一番手っ取り早いように思います。
しかし、その勉強だけでは、午後パートで太刀打ちできなくなってしまうため、基本的な知識を身に着けてから問題を解いて、知識を定着させる方が無駄なくていいと思います。
基本的な知識を身につけるには、本を買って一度読んでみるのが良いと思います。
最初に読む段階では、全部の内容を覚える必要はありません。
ただ、何が書いてるのか理解しながら読み進めていくことをおすすめします。
基本的な知識を身につけるためのオススメの本(午前)
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度 (情報処理技術者試験)
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/12/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実際にこの本を使って勉強していましたが、わかりやすかったです。
他の本は読んでいないので、他の本との比較はできませんが、私はこの本で基本的な内容を理解した後に、実際の試験問題を解いて対策しましたが、実際の午前中の試験では、約9割の正答率を取ることができました。
アマゾンは他のブログでの評価も良いため、オススメです。
基本的な知識を身に着けたら問題をひたすら解く
基本的な知識が身についたら、ひたすら問題を解いて問題に慣れ、苦手な部分を中心に復習していきましょう。
問題集等を購入してもいいのですが、基本情報技術者試験の過去問題が掲載されているウェブサイトがありますので、そちらを利用するだけでも十分だと思います。
私は、基本情報技術者試験ドットコムというウェブサイトを利用して勉強しました。
このウェブサイトでは、ユーザー登録機能が実装されており、自分が間違えた問題をあとでまとめて確認することができます。
このウェブサイトで勉強していれば、自分がどこを苦手としているのか、すぐに把握することができます。
基本情報技術者試験の午前の問題では、過去の試験で出題された問題と同じ問題が出題されることが多くあるので、このウェブサイトでひたすら問題を解いていれば、午前中の試験は通過出来るはずです。
基本情報技術者試験:午後の勉強
午後の試験も選択問題ではありますが、午前問題とは違い、一問一問が独立しているわけではなく、大問ごとの文章問題になります。
そのため、午前の問題より、総合的な知識が必要になります。
また、午後の問題は、回答必須の大問もありますが、回答が必須でない選択の大問もあります。
選択の大問は6つあり、その中から4つの大問を選ぶ必要があります。
午後の問題での大問は以下のようになっています。
- 情報セキュリティ(必須、配点:12点)
- アルゴリズム(必須、配点:20点)
- プログラミング:C言語、COBOL、java、アセンブラ、表計算のうち一つ(必須、配点:20点)
- ハードウェア(選択、配点:12点))
- ソフトウェア(選択、配点:12点))
- データベース(選択、配点:12点))
- ネットワーク(選択、配点:12点))
- ソフトウェア設計(選択、配点:12点))
- プロジェクトマネジメント(選択、配点:12点))
おそらく、午後の試験で難関になるのは、アルゴリズムとプログラミングだと思います。
もともとプログラミングの経験がある人にとっては、この2つは得点源になると思いますが、プログラミング未経験の方にとっては、この2つが難関になるはずです。
しかし、この2つは、一度出来るようになってしまえば、どんな問題がきてもだいたい解けるようになるので、この2つが出来るようになると、点数が安定してきます。
そのため、一度の試験で合格したいという人にとって、この2つをしっかり対策して試験に臨むことが重要です。
また、もともとプログラミングの経験がない方は、プログラミングの選択では、表計算を選ぶことをオススメします。
他の選択肢と比べて、覚えることが圧倒的に少なく、得点効率が良いです。
私はもともとプログラミングの経験があったので、あまり参考書は読まずに、実際に問題を解いて対策をしましたが、プログラミング経験がない方は以下の本等を参考に基本的な知識を身に着けてから、問題演習に入るのが良いと思います。
それ以外の選択の大問に関しては、基本的な知識は午前問題の勉強で身についているはずなので、問題演習から入っていいと思います。
基本的な知識を身につけるためのオススメの本(アルゴリズム)
大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法
基本情報技術者 大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法 ~流れ図と擬似言語~ 第3版
- 作者: 大滝みや子
- 出版社/メーカー: リックテレコム
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基本的な知識を身につけるためのオススメの本(表計算)
らくらく突破 表計算
改訂3版 基本情報技術者 らくらく突破 表計算 (情報処理技術者試験)
- 作者: イエローテールコンピュータ株式会社,原山麻美子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/06/08
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基本的な知識を身に着けたら問題をひたすら解く
基本的な知識が身についたら、あとはもう午前中の勉強と同じです。
ひたすら問題を解いて問題に慣れ、苦手な部分を中心に復習していきましょう。
午後の過去問題も基本情報技術者試験ドットコムに掲載されています。
どんどん活用して勉強していきましょう。
まとめ
今回は基本情報技術者試験の効率的な勉強法を紹介しました。
これから受ける人は頑張ってください。
資格勉強系の記事も徐々に紹介していきたいと思います。
よかったら、参考にしてみてください。